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基本!電動工具の最初の一歩

電動工具メーカー

 現在では様々なものが電動化していますが、工具の電動化は早い段階から進んできました。今ではコード付きのタイプから充電式まで、建設業界や機械業界だけでなく家庭でのDIYなど広く浸透していると思います。

 そのため現在では多くのメーカーが存在しており、国内外様々にしのぎを削っている状態です。そこで今回は工具メーカーについて、そして電動工具選びの基本について見てみましょう。

電動工具選択の基本

 まずは電動工具を選ぶ時の最も基礎的な注意点を確認してみましょう。電動工具全体に共通する部分ですので、ここを抑えておくと無駄な出費や時間が掛からなくなると思います。

DIY向けとプロ向け

 多くのメーカーがプロ向けとDIY向けの2つのタイプを販売していることが多くなっています。プロ向けは強度や耐久性などハイレベルな使用条件下でも耐えうる素材などを採用しているため価格が高くなってしまいますが、DIY向けは現実的な設計をすることで価格を抑えるように配慮されています。

例えばマキタではDIY向けのカラーがグリーンでホームセンターで見かける事が多く、プロ向けのカラーがブループロショップで見ることが出来ます。逆にHIKOKIではDIY用がブルー、プロ向けがグリーンとなっています。

バッテリー

 コード付きは問題ありませんが、電動工具の多くは充電式となっています。このバッテリーはメーカーごとに異なっており、他の工具では使えないことがあります。簡単な方法はメーカーを揃えてしまうのが良いかも知れません。

 また、メーカーが同じでも使用電圧が異なっていることがあります。異なる電圧のバッテリーを使うことは出来ませんし、仮に使用できても性能を発揮することは出来ません。そのため使用バッテリーもなるべく同一とすると良いでしょう。しかし高電圧タイプばかりを揃えてしまうと高額になってしまうため、用途によって使い分けることで工具本体の価格を抑えることもできます。

 そしてバッテリーの充電器についても電圧によって変わっています。14.4Vと18Vの共用充電器などがありますが、電圧によって充電器も購入する必要がありますので注意が必要です。

ラインナップとアフターサービス

 メーカー選択においては、そもそもメーカーで必要な工具が販売されているかは確認する必要があります。又はこれから必要になるであろう工具がそろっていることもポイントです。

 また、国内メーカーなら対応できることも海外メーカーでは時間がかかる可能性もありますので営業所が国内にもあるかアフターサービスの体制を確認しておくと安心できるでしょう。

日本の電動工具メーカー

 日本の主な電動工具メーカーについて5社紹介します。日本でのシェア率の高さ順となりますが、やはりマキタがシェアの半数を占めています。また3位以下はほぼ同率です

マキタ-Makita

 マキタは愛知県に本社を構え国内の半数以上のシェアをもつ企業となっています。元はモーターの修理販売から始まり日本初の電気カンナを製造したことで電動工具業が始まりました。現在では充電式草刈り機や農業分野などにも様々なラインナップの製品を生産しています。

 また、日本国内に多数の営業所を持ち、メンテナンスや修理を3日で完了させる「修理3日体制」を信条に掲げるなどアフターサービスも手厚い体制を整えています。そして経営状態は無借金経営いわゆる「名古屋式経営」を続けている堅実な企業となっています。

ハイコーキ-HIKOKI

 「工機ホールディングス」が会社名であり「ハイコーキ」がブランド名になります。東京都に本社を構えかつては日立グループに属し電動工具や遠心分離機の生産をしていましたが、アメリカの投資会社に買収され、ドイツ企業に事業譲渡が決まり遠心分離機事業を譲渡して電動工具に注力することになりました。

京セラ-KYOCERA

 京セラ・インダストリアル・ツールズ(以下KIT)は広島県に本社を置く企業です。かつてはリョービ株式会社で行われていたパワーツール事業を京セラに事業譲渡する形でKITが新設されました。リョービのブランド名は継続していましたが現在では「KYOCERA」ブランドを使用しています。

パナソニック-Panasonic

 パナソニックは工具についても老舗企業と言えるでしょう。元は工場内で使用する工具の生産を開始したことから始まり、現在ではバッテリーの強化によって評価を得ています。また過酷な環境に対応した「タフツール」シリーズなどがありますが、かつてスペースシャトルの船外活動用としてパナソニック工具が採用されていました。

 またキーレスチャックやインパクトドライバーダブルハンマー機構はパナソニックの特許技術となっています。技術も実績もありますがラインナップはプロ向けが多いことからあまり知られてないのかもしれません。

マックス-MAX

 マックスをあまり知らない方もいるかも知れません。しかし、ホッチキスと言えばマックスで、国産初のホッチキスの生産販売を行ったトップメーカーです。元は群馬県で航空部品の製造を行っており現在も生産拠点が置かれていますが、本社機能は東京にあります。

 建築業界向けの製品に強く、釘打機では国内最大手となります。

国外の電動工具メーカー

 電動工具の始まりはオーストラリアで電動ドリルの開発でした。その後、アメリカでシェア伸ばしていったため世界的に見るとアメリカは強大な力を持っています。

スタンレーブラックアンドデッカー -アメリカ

 アメリカ メリーランド州でボトルキャップ製造機の工場を開設したのが始まりですが、世界で初めてピストル型の電動ドリルを開発したメーカーです。持ち運びできるドリルは当時画期的だったと言えるでしょう。

 それだけではなくDo It YourselfをキャッチコピーにてDIY浸透させたのも、初めてコードレス電動ドリルを開発したのもブラックアンドデッカーで、その後も様々な工具を生み出してきました。

 電動工具の礎を築き世界のトップシェアに君臨していると言えます。

テクトロニックインダストリー(TTI) -香港

 多くの方はこの企業を知らないでしょう。香港の企業でTTIは会社名になりますが事業譲渡や買収によってさまざまなブランドを取り入れてきた企業です。

 ブランドの一部としては「Milwaukee」「RYOBI」「AEG」「STILETTO」などがありますのでブランドを知っている人は多いでしょう。

 もともとはリョービが海外買収を進めていましたがバブル崩壊後の業績不良のためリョービがTTIに事業を売却し、現在に至ります。結果的に各メーカーが苦手にしていた部分のバッテリー化や販路拡大を集約することで解消し、勢力を拡大してきました。

ボッシュ

 ロバートボッシュはドイツに本社を置く企業で、日本法人も持っています。日本法人はアジアの拠点として機能していますが、現在は独ボッシュの完全子会社化し日経上場も廃止しています。

  ボッシュは元々、自動車部品やエンジン部品、電装部品を供給するメーカーでした。しかし、その中で売り出したのが電動バリカンでした。それ以降は電気工具にも力をいれ数多くの工具を輩出していきます。人間工学を取り入れた設計や軽量化、安全性を高めた設計が評価され世界的シェアを獲得して来ました。

ヒルティ

 リヒテンシュタイン公国に本社を置く企業で、建設業界向けの製品が強みとなっておりヨーロッパで高いシェアを得ています。ドイツで自動車部品会社などに勤めていた数人によって工具会社を設立されました。

 日本にも法人があり、ヒルティの特長的なサービスとして2年間の無償保証や修理上限金額の設定、代替え機無料貸出などアフターサービスが手厚いのも魅力となっています。

スナップオン

 アメリカに本社を置く企業でソケットレンチの発明で有名な会社です。Moto-GPの整備士が信頼を寄せるメーカーであり、また工具は無期限保証を謳うことで高い信頼を得ています。

 メインはハンドツールですが一部に電動工具も用意されています。

まとめ

 今回は電動工具メーカーについてまとめてみました。実はまだ紹介しきれない国内メーカーもあります、それぞれ良いところがあり、またニッチ製品を販売する業者もあり、その業界では有名になっているなど、奥が深いです。

 こんな工具はないかと工具店を探してみると面白い発見があるかもしれません。また、お気に入りのメーカーを見つけて工具をそろえるのも楽しいですね。

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